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Chinese medicine

Medical services

診療内容

診療内容の詳細についてご案内します。

01どんな時に受診するの?

下記に当てはまる症状やご心配があれば、ぜひ一度ご受診ください。

  • 排便時の肛門の痛みや腫れ、痔核脱出、排便時出血、かゆみ等の症状がある方
  • 皮垂(外痔核)が気になる方
  • 便秘治療希望される方
  • 便が漏れる、下着に便がつくなど便失禁症状のある方
  • 検診の便潜血検査陽性の方
  • その他肛門の症状でお困りの方

女性は、生理周期の関係もあり、男性の方よりも便秘の傾向が多いため、切れ痔の頻度が高い傾向です。

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02痔の種類について

「痔」とは、肛門まわりに生じる代表的な病気の総称です。
大腸の最終部にあたる肛門は、わずか数センチとはいえ、さまざまなトラブルが起こり得ます。
特に発症頻度の高い以下の3つの痔を中心に、わかりやすくご説明します。

痔核(いぼ痔)

分類

内痔核・外痔核・混合型

原因

排便時の強いいきみなどにより、肛門部の血管(内痔静脈叢)が腫れることによるものです。

特徴的な症状

  • 排便時の出血や違和感
  • 腫れが進行すると肛門外に「脱出」することもあり、戻せないほどになると強い痛みを伴う場合もあります。

治療方法

  • 生活習慣の見直し(便通改善、長時間のトイレ回避、入浴など)
  • 保存療法(軟膏、座浴等)で改善するケースも多いですが、脱出が目立つ場合は日帰り手術(ALTA療法など)での治療をご提案しています。

裂肛(れっこう)とは

肛門を覆う皮(肛門上皮)が縦に裂けてしまう病気です。切れ痔とも言います。
過度ないきみや肛門を締め付ける筋肉(肛門括約筋)の緊張が強すぎることなどが原因といわれています。
痛みと出血が主な症状です。慢性化すると肛門ポリープや皮垂(見張りいぼ)といわれる皮膚のたるみが形成されることがあります。

肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)・痔瘻(じろう)とは?

肛門陰窩(粘膜と皮の間くらいにあるくぼみ)や 切れ痔の深いキズから 細菌が感染して肛門の周りに膿がたまる病気が肛門周囲膿瘍です。 痛みや腫れや膿が出てくるといった症状が出現します。 またトンネルのような細菌の通り道 (瘻孔(ろうこう)といいます)が残ってしまったのが痔瘻という病気です。

肛門周囲膿瘍と痔瘻の治療

急性期の肛門周囲膿瘍では、まず抗菌薬か切開排膿術で治療を行いますが、
痔瘻が残っている場合は、手術治療を優先して行います。

まずは診察で、患者様の状態に合わせた治療を確認します。

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03痔核(いぼ痔)の
治療

痔核の治療には大きくわけて 下記の2種類があります。

  1. ①保存的療法
    • 排便のコントロール
    • 薬物療法
    まずはこちらの治療を優先して行います。
  2. ②手術療法
    • ALTA療法(アルタ療法)
    • 分離結紮切(けっさつ)除術     など

排便コントロールと薬物療法を行っても、出血や脱出があまりよくならない等、症状に警戒がみられないときには「手術治療」を選択します。

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04痔核(いぼ痔)の
手術

痔核には内痔核外痔核があり、
内痔核には、痔核硬化療法(アルタ療法)という手術、
外痔核では痔核硬化療法は効果が乏しく結紮切除術(けっさつせつじょじゅつ)が必要となります。

内痔核の手術:切らずに治す!痔核硬化(こうか)療法

当院では、切らずに治すALTA療法(アルタ療法)を中心に、日帰りでの痔核治療をご案内しています。以下の特徴をご確認ください。

■概要

硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸を主成分とする硬化剤を、内痔核に注射し、局所に無菌性炎症を起こすことで痔核を線維化・縮小させる治療です。

■治療法について

「硫酸アルミニウムカリウム水和物(ミョウバン)」および「タンニン酸」を注射して局所に無菌性の炎症を起こすことで肉芽形成が発生し線維化をきたします。
その結果痔核の硬化・退縮がもたらされ、痔核の脱出、出血が軽減・消失します。
主成分の硫酸アルミニウムカリウム水和物は、投与部位に急性の炎症を引き起こし、タンニン酸は硫酸アルミニウムカリウム水和物による過度な炎症を抑制し組織障害を軽減する働きを担っています。
英語でAluminium Potassium Sulfate Hydrate Tannic Acid といい、略して硬化療法のことをALTA(アルタ)療法ともいいます。
局所麻酔下で括約筋を弛緩させ肛門鏡を挿入して上記の薬剤を内痔核に注入します。
薬剤を内痔核に直接注射をすることにより、痔核の腫れを縮める処置で、内痔核に対して効果が期待できる治療法です。

■治療時間と麻酔

手術時間は20分程度と短く、外来で日修り手術が可能です。
手術後は、1時間程度院内で休んでいただいたのち帰宅できます。

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05裂肛(切れ痔)の
手術

硬い便や排便時の負担でできる「裂肛」は、多くの場合、保存的治療(軟膏・排便指導・坐浴)で改善します。しかし、治らない裂け目や瘢痕の厚みから肛門が狭くなると、手術が必要になることがあります。

裂肛の治療と手術

裂肛の治療の第一選択は、排便コントロールと薬物療法です。
裂肛では、痛みがあると肛門を取り巻く筋肉(括約筋(かつやくきん))の緊張が高まり、その結果「狭窄(きょうさく)(肛門が狭くなること)」をきたしたときには手術が必要となることがあります。
また、肛門ポリープや見張りいぼが大きく切除希望されるときや、裂肛のキズが深く痔瘻ができたときなどもにも手術が必要です。

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06痔瘻(じろう)の手術

当クリニックでは、「痔瘻(じろう)や肛門周囲膿瘍」に対しても、日帰り手術での対応を実施しています。その理由は、再発防止と肛門機能の温存を最優先した、患者さまに優しい治療を提供するためです。

適応となる症状・病態

  • 肛門腺の感染により生じる「肛門周囲膿瘍」:急性期には腫れ・強い痛み・発熱を伴うことがあります。
  • 膿瘍が進展し、瘻孔(痔瘻)が形成されてしまうと、自然治癒は期待できません。放置すると慢性化し、再発リスクが高まります。

主な手術法とポイント

■ 開放術(瘻管切開開放術)

瘻管を切開して開放し、自然治癒を促す方法です。瘻管の排膿を確保しながら治療を進めます。

■ シートン法(Seton法)

一般的には、瘻管にゴム製のスートン(シートン)を通して徐々に締め上げる方法です。
これにより瘻管を徐々に癒合させながら、肛門括約筋を温存できるのが大きなポイントです。

当院におけるスタンスとご案内

手術は前例日帰りで行います。生活への影響が最小限。忙しい方にもご負担ありません。

■ 安心の背景
  • 開放術・シートン法などを使い分けることで、再発リスクを抑えつつ肛門機能を守ります。
  • 手術後にはデジタル肛門鏡で改善状況を視覚的にご確認いただけます。ご自身の治療経過を納得して理解できます。

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07治療の流れ

痔の治療は、問診・診察を行い、正確な診断のうえで最適な方法を選びます。生活習慣の改善や薬による治療から、必要に応じて日帰り手術まで幅広く対応。術後も定期的な再診で経過を丁寧にフォローし、女性医師による安心の診療体制を整えています。

受付と問診

ご来院後は受付で問診票をもとに基本情報を確認します。症状の経緯や生活背景などを丁寧に伺い、患者さまに合った診療の準備を進めます。

診察と検査

肛門鏡などによる視診・触診で症状の型(痔核・裂肛・痔瘻など)を正確に診断します。診察は女性医師・女性スタッフのみの対応も可能で、恥ずかしさの軽減にも配慮しています。

治療方針のご提案

診断結果をもとに、生活改善や保存的療法、日帰り手術(ALTA療法やLSIS・シートン法など)などの最適な治療法を一緒に相談しながら決定します。患者さまのご希望や生活スタイル、痛みや負担の観点も重視しています。

手術(必要な場合)

手術が必要な場合は日帰り対応が可能です。ALTA療法(痔核)、LSIS・SSG(裂肛)、開放術・シートン法(痔瘻)など、体への負担を抑えた方法を採用し、できるだけ早く日常生活に復帰できるよう配慮しています。

治療後のご案内

治療後はデジタル肛門鏡により、改善の様子をモニターでご確認いただきながらご説明します。視覚的にも確認できるので安心です。

再診・経過観察

術後には定期的な再診にて経過をフォローします。痛みや出血が気になる場合も、すぐにご相談いただける体制を整えています。

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08胃カメラ検査

胃カメラ検査は、従来の口から挿入する方法に加え、鼻から挿入する経鼻内視鏡も行っています。特に、嘔吐反射が強い方や、口を開けるのが難しい方にとって、経鼻内視鏡は快適な検査方法となります。

最新の機器導入

当院では、細径の内視鏡とレーザー光源を使用し、診断能力を向上させています。

内視鏡検査

FUJIFILM 制の「LASEREO シリーズ」を使用し、ハイビジョン画質で、上部(経鼻内視鏡、経口内視鏡)・下部内視鏡検査を実施しています。 最新のAI機能を搭載した内視鏡機器で、苦痛を最小限にとどめて検査を行います。

上部内視鏡検査(胃カメラ)

経口、経鼻どちらの方法でも検査可能です。内視鏡で直接食道、胃、十二指腸を観察します。またBLI観察・LCI観察を併用し、従来機種では見落としやすい食道や咽頭観察も行い「早期がんの発見」に努めています。ご希望の方はクリニックまでお電話でお問い合わせください。

■ 検査実施

内視鏡を口もしくは鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を観察します。

ピロリ菌検査

ピロリ菌は胃に住みつく細菌で、感染が続くと胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんの原因となることがあります。検査でピロリ菌が確認された場合、除菌治療が可能です。

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09大腸カメラ検査

大腸がんは初期に発見すれば完治が期待できる病気です。自覚症状がないことも多いため、定期検査が重要です。検査の流れは以下の通りです。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)

肛門から内視鏡を挿入し大腸、直腸、肛門疾患の有無を確認します。ポリープを認めた場合、生検(ポリープの一部を採取し診断を確定させます。)または内視鏡下ポリープ切除(日帰り手術)も行っています。ポリープ切除に関しては、ポリープの大きさ、形状から入院施設のある医療機関での切除が望ましいと判断した場合は、連携医療機関に紹介させていただく事があります。
さらに全例に、内視鏡専用洗浄機による機械式洗浄を行い、生検鉗子もディスポーザブルを使用し、徹底した衛生管理で感染防止を行っています。

事前診察・説明(予約制)

まずは当院を受診し、診察と検査の説明を受けていただき、カメラを受ける日程をご説明します。ポリープが発見された場合はその場で切除することができます。その際、同意書への署名をお願いしています。

検査前日の準備

前日は食物繊維の少ない食事を選択してください。就寝前に下剤を服用し、当日の朝食は摂らず、水分は摂取可能です。
詳しくは、予約時に看護師からご説明します。

検査当日の準備

指定された午前中に、自宅で2~3リットルの下剤と水分を摂取し、腸内をきれいにします。便に濁りやカスがなくなるまで排便を行ってください。準備が整ったら、午後に当院へご来院ください。

検査の実施

便が排泄され、腸内がきれいになったら、検査を開始します。二酸化炭素で大腸を膨らませながら観察していきます。
内視鏡で撮影した写真を電子カルテに映し出しながら、検査結果をご説明します。

検査中の処置

ポリープが発見された場合、その場で切除を行います。

ご帰宅

手術は前例日帰りで行います。麻酔を受けた方は、当日は車や自転車の運転を控えてください。

ポリープ切除後の注意点
  • 切除後1週間は出血の可能性があります。万が一出血があった場合は、早めにご連絡ください。
  • 血流が良くなるため、1週間は飲酒を控えてください。
  • 再度ポリープができる可能性があるため、最低でも2年に1度は定期的な大腸カメラ検査を受けてください。

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